第三文明社

書籍

科学・哲学・信仰

科学・哲学・信仰

レグルス文庫

村上陽一郎

定価:
800円(税別)
ISBN:
978-4-476-01073-2
体裁:
新書判ソフトカバー
ページ数:
192ページ
発刊日:
1977年1月30日
在庫状況:
品切

信仰と同じく科学的知識体系も、「信じる」という基本前提が不可欠である、との視点から、「合理性」と「非合理性」、「理性」と「信仰」といった通常の形での対極化、双極化問題について論及する。

目次

1 科学・哲学・神学

 1 科学を準備したもの
 2 科学のなかのベクトル
 3 科学の反省
 4 未来への展望

2 キリスト教の自然観と科学

 1 キリスト教と近代合理主義
 2 キリスト教からの科学の「離脱」
 3 現代への示唆

3 科学的知識と信仰との異同

  植木屋の譬え話
  自然科学での実際の話
  誰が素粒子を見たか
  「見える」ことが「存在する」ことか
  「……を見る」と「……として見る」
  「……として見る」の基礎構造
  「ことば」による把握
  「……を見る」ことと「……を存在させる」こと
  科学は何によって造られるか
  自然科学的理論の「流行」
  簡潔性と整合性
  価値の世界との「整合性」
  「心」の私秘性
  「こころ」の存在
  こころと素粒子
  自分の「こころ」と他人 
  人間の「こころ」の特殊性
  こころの普遍化への二つの方法

あとがき