蓮と法華経
その精神と形成史を語る
法華経は、いつも最高の経典といわれながら、なぜかは、それほど明らかにされてこなかった。いま、稀代の蓮の大家が、その秘密に迫る。
- 定価:
- 1,980円(税込)
- ISBN:
- 978-4-476-03237-6
- 体裁:
- 四六判ソフトカバー
- ページ数:
- 230ページ
- 発刊日:
- 2000年8月10日
- 在庫状況:
- 品切
[目次]
第一章 蓮の研究と『法華経』をめぐって
第二章 法華精神を探る
第三章 各品の難所を読む
一、『無量義経』から「序品」へのつながり
二、「見宝塔品」の宝塔の出現をめぐって
三、「提婆達多品」の〈竜女成仏〉と〈文殊師利〉
四、「従地涌出品」で出現した〈地涌の菩薩〉
五、「如来寿量品」における〈釈尊の寿量〉
六、『法華経』の特異性
あとがき