第三文明社

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タゴール著作集 第三巻

長篇小説

ラビンドラナート・タゴール

タゴール唯一の長編小説「ゴーラ」を収録。古いヒンドゥーの習慣や伝統を重んじる気難しく頑なな保守主義者・ゴーラの姿を通し、19世紀の最後の四半世紀、タゴールが青春時代を生きたベンガルの社会の世相と、当時のインド社会が抱える矛盾を描き出す。

タゴール著作集 第三巻
書籍
定価:
7,150円(税込)
ISBN:
978-4-476-04033-3
体裁:
A5判ハードカバー貼函入/美装継表紙
ページ数:
524ページ
発刊日:
1982年9月25日
在庫状況:
在庫あり

[目次]

小説「ゴーラ」 我妻和男訳


解題       我妻和男
解説       野間 宏

編集委員     山室 静
         野間 宏
         森本達雄
         我妻和男


[タゴール]
1861~1941。インドの詩人・思想家・教育者。イギリス留学から帰国後、多数の詩、小説、戯曲を発表し、絵画も手がけた。1901年、ベンガル地域のシャンティニケタン(平和の郷)に寄宿学校を設立 (タゴール国際大学に発展)。東西文化の融合にも尽力し、世界各地で講演も行った。1913年、抒情詩集『ギタンジャリ』でノーベル文学賞を受賞(東洋人初となるノーベル賞受賞)。「インド国歌」及び「バングラデシュ国歌」の作詞・作曲者でもある。