河合隼雄
レグルス文庫
精神科医としての経験を通して、人間の心の深層に存在する無意識領域に注目し、分析心理学を確立したユングの全貌を、幼少期の体験、成長期の精神史など生の軌跡を克明に追いながら描き出す。 ※POD(プリント・オン・デマンド版)とはオンデマンド版は、Amazon等のウェブサイトで読者の皆様が注文し、そのつど1冊ずつ印刷されて届けられるものです。(カバー・帯のない)表紙と本文からなる並製のペーパーバックの体裁で製本されます。原本に比べて体裁は簡易版ですが、本文は原本に匹敵する品質で印刷されています。
目 次 1 はじめに 2 地下の世界 3 もう一人の私 4 精神科医として 5 フロイト 6 無意識との対決 7 ユングと曼荼羅 8 分析心理学の確立 9 発展と深化 10 ユングにおける東洋と西洋 11 晩年 12 エピローグ――ユングの死をめぐって 註 あとがき