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こころの病が治る親子の心理療法

網谷由香利

傷ついたこころはどのようなプロセスを経て回復するのか。 第一級のサイコセラピストによる感動のドキュメント!

こころの病が治る親子の心理療法
書籍
定価:
1,430円(税込)
ISBN:
978-4-476-03302-1
体裁:
四六判ソフトカバー
ページ数:
224ページ
発刊日:
2009年9月18日
在庫状況:
在庫あり
こころの病が治る親子の心理療法
電子書籍
参考価格:
660円(税込)
発売日:
2013年9月6日

[もくじ]

序  章 この本を手に取られた方へ

ケース1 「生きている」という実感がなかった女の子
     ――三代にわたる病理の感染

ケース2 “三〇〇人格”を共有していた姉と弟
     ――解離のこころの能力

ケース3 太陽のように明るく人なつっこい女の子と、
     闇のなかの孤独な女の子
     ――分断されたふたつの世界

ケース4 子どもの世界に適応できなくなった少年
     ――外側(日常)を見る目と内側(こころ)を見る目

ケース5 大人の争いのなかに巻き込まれた女の子
     ――こころとこころの対話

ケース6 突然怒りが爆発してキレてしまう青年
     ――なぜ衝動が起きるのか

ケース7 生まれる前からお母さんを守っていた女の子
     ――不幸のカプセルの中で三代続いた一体化

ケース8 身体症状に苦しむ母親を背負っていた男の子
     ――憎しみと怒りの違い

ケース9 ずっと両親に我慢して反抗期のなかった女性
     ――子どもの問題は大人の問題

ケース10 母親の虐待で苦しんできた女性
      ――切り捨てた傷を引き戻す

あとがき


[著者紹介]
網谷由香利(あみや・ゆかり)
北海道生まれ。東洋英和女学院大学大学院人間科学研究科博士後期課程修了。
博士(人間科学)。臨床心理士。専攻は臨床心理学、分析心理学。
「佐倉心理療法研究所」所長。ユング派の分析家・医学博士の織田尚生氏に師事し、サイコセラピストとしての研鑽を深め、その驚異的力量が注目されつつある。
著書に『不登校・心の病を治す』(第三文明社)、『心理療法の深層』(近刊 論創社)などがある。

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