[目次]
三百編超した「銭形平次捕物控」 野村胡堂
五十過ぎてから義太夫と日本画 佐々木 邦
名作『瞼の母』で母探しを公開 長谷川 伸
人間らしく生きられる世を念願 武者小路実篤
「死んで行くのは存外楽なもの」 里見 弴
几帳面、人間好きで、人間嫌い 内田百閒
〝打ち倒れるまで〟の創作活動 白井喬二
恋人の魔性に取り憑かれながら 宇野浩二
生活苦とスランプに耐えて闘う 広津和郎
貴重な聞き書き『新選組始末記』 子母澤 寛
フランス留学が人生の大転機に 獅子文六
日本探偵小説の第一人者として 江戸川乱歩
劇的なノンフィクションに挑む 大佛次郎
六十歳手前で直木賞受賞の根性 今 東光
よき師、よき友に恵まれた人生 山手樹一郎
小さなものでも喜び合えるもの 宮本百合子
桃栗三年柿八年柚の大馬鹿十八年 壺井 栄
文学のために〝人非人〟になる 尾崎一雄
西郷隆盛への深い敬愛と反骨心 海音寺潮五郎
プロレタリア文学の代表的作家 中野重治
魔術師の如く吐き出す探偵小説 横溝正史
苦しみつつ常に希望描いた作品 山本周五郎
周囲惑わした大名趣味や権威風 舟橋聖一
男性と貧乏に鍛えられた気丈さ 平林たい子
涙もろい正義漢が念願した平和 山岡荘八
かめれおん的擬態が隠した文才 中島 敦
出自の悩みの影を落とす作品群 椎名麟三
どんな考えも肉体を基盤にする 田村泰次郎
人間の善悪の二面性を強く意識 武田泰淳
麻薬による不遇超え才能を発揮 船山 馨
〝眠り〟から狂気の世界へ誘う 柴田錬三郎
現実の大いなる矛盾を超え創作 福永武彦
ヒーロー人気で剣豪小説ブーム 五味康祐
異常に強かった克己心と潔癖性 三島由紀夫
行間にバックミュージック漂う 立原正秋
仁義なき読者との壮絶なる闘い 梶山季之
阿修羅の如く「わが解体」を叫ぶ 高橋和巳
あとがき 大庭 登
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