第三文明社

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大智度論の物語(三)

渡辺章悟 著

第三文明選書

『摩訶般若波羅蜜経』の注釈書、「八宗の祖」竜樹(ナーガールジュナ)の作と伝えられる『大智度論』からさまざまな仏典の説話を訳出。(三)はレグルス文庫版を増補改訂して7編を加え、「大龍となった沙弥」「塩を食べた愚か者」「六波羅蜜」など、巻十七~巻三十五の中から83編を収めた。(旧版をハードカバーの第三文明選書として復刊)

大智度論の物語(三)
書籍
定価:
1,980円(税込)
ISBN:
978-4-476-18024-4
体裁:
新書判ハードカバー
ページ数:
224ページ
発刊日:
2023年2月1日
在庫状況:
在庫あり
電子書籍
参考価格:
1,540円(税込)
発売日:
2023年2月1日

【目次】
まえがき
新装再版に際して
禅定の働き
禅定の功徳を讃える偈頌
魔王の三女がブッダの坐禅を妨害しようとした
山の神が女人となって旅の商人の欲望を試す
色欲の炎は人身を焼く
キンナラ女と五百の仙人
大龍となった沙弥
香りへの欲を叱責する
味覚への欲を叱責する
耶輸陀羅の懐妊
螺髻仙人の尚闍梨
屯崙摩の歌声と大迦葉の動揺
鬱陀羅伽仙の瞑想に対する執着
阿鼻地獄に堕ちたビク
般若波羅蜜と一切種智
般若波羅蜜を讃える偈頌
般若波羅蜜はすべての智慧を摂めている
辟支仏の境涯に至る因縁
外道の経典と仏教の経典の違い
有為法の無常は邪見なのか
論力バラモンの究竟道についての問い
塩を食べた愚か者(真空と邪見)
ブッダは薬師のように多くの病を治癒する
ボサツの功徳には限りがある
苦の力は強く、楽の力は弱い
四無量心のうち慈しみが真の無量である
大悲は般若波羅蜜の母にして、諸仏の祖母なり
如来の十号の解釈
仏身の功徳
アードゥマー林園の奇跡
世間における無上の福田
僧は年齢によって判断してはいけない
婆羅埵逝バラモンの出家
兄弟が金を捨てた因縁
白い餅を食べて浄法を破ったバラモン
念仏と仏の功徳
必ず報いを受ける業
仏弟子の種々の性癖
外道の導きとブッダの導きの違い
ブッダの師子吼と師子の吼えるのには差別がある
ブッダがとどまった林
ブッダが阿難の説法に驚く
ブッダ最後の弟子スバドラへの説法
ブッダは冷や汗をかかない
デーヴァダッタに与えた侮蔑の言葉
慈悲は仏道の根本なり
尸毘王の自己犠牲と大慈悲
アラカンとブッダの違い
シャールマリーの枝が一羽の鴿に折られた話
無限に繰り返す輪廻の苦しみを聞いて道を得たビク
小さな施しで大きな果報を得る
須摩提ボサツが燃燈仏に布施をした因縁
薩陀波崙ボサツの供養
アショーカ王は土でブッダを供養した
頻頭居士の神通力
羅頻周ビクが生きながらえた因縁
二種の飲み物
六波羅蜜
ボサツの発心
堅固、不堅固は定まらない
七日喩経
一劫の中に人身を受けて被った害を計る
性と相
出世間を求める者に三種ある
福徳の果報は心に従う
布施の福徳は福田にある
さまざまな布施
如是語経
師子の本生
赤い魚の本生
鳥が網を破り人を救った本生
ブッダの降誕
餓鬼経の身荘厳
ブッダの威儀
天の衣の軽重
ブッダの医術
衆生が道を得る因縁
般若波羅蜜は諸仏の母である
五波羅蜜と般若波羅蜜
尸毘王の大心
太子が海に入り如意珠を得る
須摩提ボサツの燃燈仏への供養
徳主太子の本生

【著者プロフィール】
渡辺章悟(わたなべ・しょうご) 1953年、群馬県生まれ。77年、法政大学(文学部哲学科)卒業。83年、東洋大学大学院(文学研究科・仏教学専攻)、博士課程満期退学。東洋大学文学部教授、博士(文学)。著書に『梵蔵漢 法華経原典総索引』(共編)、『大般若と理趣分のすべて』、『大乗経典解説事典』(共編)、『金剛般若経の研究』、『般若経の思想』ほかがある。

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