第三文明社

灯台

イクメンへの道

第1回 イクメンへの道、険し……

「ピーンポーン」。朝7時30分、妻の出産に立ち会うため病院に駆け付け、裏口のインターホンを鳴らした(朝はいつもの入口が開いていない!)。すると、応対する助産婦さんの声の後ろから「オンギャー! オンギャー!」という赤ちゃんの泣き声が…。

「あれ? もしかして…」。胸騒ぎ! 急いで2階の分娩室に向かうと…。 
「元気な女の子ですよー! お父さん!」

そうです、本当に情けないことに、話せば長くなるいろーんな事情で、なんと僕は、妻の初めての出産にたったの6分、間に合わなかったのです(涙)。妻は見た目は怒ってなかったけど、この先どうなることやら…。イクメンへの道は険しい!

イラスト
イラスト/ほし しんいち

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