第16回 赤ちゃんは絶対的に守られるべき存在
先日ある方の取材で「赤ちゃんは絶対的に守られるべき存在」との話がありました。これって本当だよなあ、って思うんです。なぜなら僕も「娘は何があっても守らなければならない」と思っているからです。
そう思って、娘にどんなに泣かれようがわめかれようが、一生懸命に愛情を注いて育児をしていると、「今の自分がそうしているように、自分が赤ちゃんの頃も家族から深い愛情を受けて、絶対的に守られていたんだろうな」と感じるときがあります。そのときはいつも、本当に幸せな気持ちになりますね。
こういう気持ちになれたことが、父親になって一番よかったことかもしれません。
イラスト/ほし しんいち