第三文明社

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ドクター・ジョージの赤ちゃん心理学

鈴木丈織

灯台ブックス

「親として何をしてやればよいだろうか」と悩むお母さん、お父さん。ドクター・ジョージが、ひとつひとつの質問に答えながら、赤ちゃんの心のメカニズムを解説し、親としてのありかたをアドバイスする。

ドクター・ジョージの赤ちゃん心理学
書籍
定価:
880円(税込)
ISBN:
978-4-476-02117-2
体裁:
小B6判ソフトカバー
ページ数:
224ページ
発刊日:
1999年6月15日
在庫状況:
在庫あり



【目次】

第1章 親学の考え方

1 子育ては親も子も主役! “わかろうとする心”で見つめる
2 産声は叫び 恐怖と闘う心に愛のぬくもりを
3 母親になる不安 未来を見つめる力が成長をうながす
4 子育ての主役 積極的な姿勢、主体的な意識で
5 情緒の遺伝 親子がつくる文化的雰囲気のなかで
6 ステージアップ 目先の小さな現象で判断しない
7 資質指数 「何をなすべきか」と考える習慣を
8 情動調律 “しぐさ”をまねて心の交流
9 泣き寝入り 泣き声の違いを聞き分けて
10 寝返りの意味 現状を変化させる冒険への第一歩

第2章 親としての環境を整える

11 大切な“母体”の安定 胎児期に脳が大きく成長する
12 親は環境そのもの まず自分自身を把握してから
13 母性的養育とは 保護的、一体感、連鎖的を基本に
14 育児の柔軟性 愛情と信念で多様なかかわりを
15 親は“最も危険な障害” 揺らぐことのない五つの方針を
16 十パターンの態度 大人の影響を受ける子どもの性格
17 ワーキングマザー 自信をもって自分の子育てを
18 育児不安 プラス面を探す気持ち大切に
19 兄、姉のストレス 愛されている満足感を与えよう
20 笑顔体操 豊かな表情が豊かな心を

第3章 子どもの心の発達

21 胎児の個性 人格の基礎をつくる心の安心感
22 心の成長 五つに分類される発達段階
23 愛情確認の連続 母親への投げかけに応える行動を
24 指しゃぶり 自分の意思で手を動かせる証拠
25 見守る勇気 友だちとの関係は大きな環境変化
26 自立と愛着 ルールではなく“きずな”で育つ
27 一歳の好奇心 「ダメ!」よりも危険物に注意し自由に
28 ほ乳びん 自分から手放すまで根気強く
29 子どもの我慢 よく状況を考え的確な判断を
30 保育園を変える不安 よく話を聞いて理解してあげよう

第4章 子どもを伸ばす接し方

31 ちょっとゆったり 「手早く」「手短に」「とりあえず」は禁句
32 才能の発芽 育つための条件をそろえること
33 手足は“第二の脳” 皮膚への快刺激が大脳を活性化
34 言葉が磨く可能性 内面の意欲ひきだす表現で
35 読書の神秘 力まずに楽しみを交わし合う
36 おもちゃの驚異 空想を生むシンプルなものが一番
37 ウソって何だろう? 余裕のかかわりが真実を引き出す
38 恐るべき二歳児 「二しかって、八ほめる」感覚で
39 子どもコントロール テレビを“えさ”に使わない
40 想像力 身につけた知識や経験が基になる

第5章 父親、周囲の人のかかわり方

41 お父さんの分身意識 わが子に期待をかけすぎないで
42 まねの成長 表情豊かに、明るく軽やかな音調で
43 父親になること 自分なりに触れ合いの工夫を
44 父親の協力1 発達に応じたかかわりを
45 父親の協力2 父性が担う役割を意識して
46 反抗と甘え “認められている”という安心感を
47 自立へのステップ 愛着が満たされて初めて発達する
48 子育ての核 周囲の知恵や援助に感謝の心で
49 人見知り 順調に発達してきている証拠
50 子育て観の相違 自分も家族も成長する過程を楽しもう