増補決定版
晋作語録
「面白きこともなき世に面白く」──。幕末の動乱期を駆け抜け、わずか27歳でこの世を去った革命児・高杉晋作。彼が残した日記や書簡から、晋作の人間像や思想を伝える言葉「118」を厳選。その人生に迫る。
- 定価:
- 1,650円(税込)
- ISBN:
- 978-4-476-03340-3
- 体裁:
- 四六判ソフトカバー
- ページ数:
- 288ページ
- 発刊日:
- 2014年12月7日
- 在庫状況:
- 品切
[もくじ]
はじめに
第1章 松下村塾・江戸で学ぶ
困ったと言うなかれ
三本指を突いて、あやまれ
黒船を見た! ほか32編
第2章 上海渡航と奇兵隊結成
外国行きの内命下る
手習いをしなさい
外乱より内乱が怖い ほか28編
第3章 内憂外患の危機
死してもわすれ申さず
生死は度外視して働く
議論統一せず ほか30編
第4章 最後の戦い
来原の跡を踏ましては
元就にならえば勝てる
欲しくてたまらぬ ほか28編
高杉晋作略年譜
参考文献
おわりに
[プロフィール]
一坂太郎(いちさか・たろう)
1966年、兵庫県生まれ。大正大学史学科卒。東行記念館学芸員を務めるが、同館閉館により退職。萩博物館特別学芸員・至誠館大学特任教授・防府天満宮歴史館顧問。著書に『高杉晋作 情熱と挑戦の生涯』(角川ソフィア文庫)、『高杉晋作の手紙』(講談社学術文庫)、『時代を拓いた師弟 吉田松陰の志』(第三文明社)など。講演・テレビ出演も多い。