川田洋一
レグルス文庫
生老病死という人間存在に根づく本源的な苦悩の解決を出発点とする仏教と医学の関連性を論じ、仏教医学にひめられた智慧が、人間医学建設への新たな方途たりうる可能性を提示する。
主な内容 序にかえてーー「阿闍世王の物語」に寄せて 仏教医学の基盤 病因論をめぐって 永遠の生命と業病 治療法の特色 あとがき