塚本啓祥
レグルス文庫
客観的史書が存在しない古代インドで、アショーカ王の信条・業績を刻んだ碑文は、唯一とも言える重要な史料となる。これを集大成し、原文に忠実で平易な和訳を示し、〈序説〉〈訳注〉でさまざまな側面から詳細に解説する。
[目次] まえがき 凡例 序説 一 碑文の所在地 二 政治と社会・経済 三 法による統治 四 仏教との関係 碑文 Ⅰ 十四章摩崖法勅 Ⅱ 別刻摩崖法勅 Ⅲ 小摩崖法勅 Ⅳ 七章石柱法勅 Ⅴ 小石柱法勅 Ⅵ 洞院刻文 Ⅶ 皇后法勅 訳注 解説 参考文献 略年表 地図 索引