大沢 博
ストレス・ウツ・痴呆・総合失調症……心の病に食事・栄養が深く関わっていることが明らかになってきた。現代の食事崩壊と薬漬け医療を厳しく批判しつつ、栄養療法をすすめる衝撃の一書。
【おもな内容】 第一章 食生活が人生を左右する 「栄養と犯罪には深いかかわりがある」「低血糖と栄養欠乏で凶暴になる」「氾濫する砂糖飲料・砂糖菓子の恐怖」――ほか 第二章 ビタミンとミネラルの重要性 「最大限にいかそうサプリメント」「脂溶性ビタミン」「水溶性ビタミン」 第三章 援助への栄養的アプローチ 「『食』に無関心な精神医学」「栄養カウンセリング」――ほか 第四章 心・脳・栄養――新しい医学の潮流を 「医療にある『特有の』閉鎖的体質」「精神医学にこそ必要な臨床栄養学」「薬(医)食同源」と分子整合医学 第五章 精神疾患への栄養療法 「精神疾患と栄養」「ホッファーの統合失調症研究」――ほか 第六章 統合失調症患者への援助の実際 「患者自身からの報告」「薬からはなれたいという願い」――ほか 第七章 投薬の前に食事の改善を 「痴呆と低血糖」「激増する不登校」「日常茶飯事のような暴力多発」