「頭のいい子」のおとし穴

上手に伸ばす心のカルテ

井上敏明

「頭のいい子」のおとし穴

上手に伸ばす心のカルテ

井上敏明

今、「頭のいい子」が危ない! 明治期に始まった偏差値信仰。テストの結果で「頭の良さ」を判断する日本。気がついたら「できない子」に。秀才たちの理解できない逸脱行動etc.。

紙の書籍

書籍

定価:1,100円(税込)

体裁:四六判ソフトカバー

ページ数:192ページ

発刊日:2005年7月3日

ISBN:978-4-476-03279-6

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【おもな内容】
序 章 「頭がいい」とは?
 ・「頭のいい子」はすべて親の願い
 ・明治期に始まった偏差値信仰
 ・東大入試向きの頭/ほか

第一章 天才たちの頭脳
 ①野口英世は秀才だったか?
 ②記憶力が人並みはずれてよかったよかったナポレオン
 ③学校では劣等性だった、アインシュタインとエジソン
 ④秀吉は典型的な右脳派人間?

第二章 脳は個性をもっている
 ①一芸能力者と秀才の能力の違い
 ②天才は秀才にはなれない──頭の回路が違う

第三章 「知能」とは、いったい何なのか
 ・「責任」を取らないエリートたちり愚行
 ・本当の頭のよさは「適応力」
 ・時代の変化を映し出す「ニート」族/ほか

第四章 学校秀才たちの悩み
 ①偏差値の高いこども
 ②子ども慢性疲労症候群 U子さんの回復への道

第五章 今、「頭のいい子」が危ない!