村上政彦
「さあ、授業のはじまりです。」『アンナ・カレーニナ』『ボヴァリー夫人』から学ぶ小説の作法 ※POD(プリント・オン・デマンド版)とはオンデマンド版は、Amazon等のウェブサイトで読者の皆様が注文し、そのつど1冊ずつ印刷されて届けられるものです。(カバー・帯のない)表紙と本文からなる並製のペーパーバックの体裁で製本されます。原本に比べて体裁は簡易版ですが、本文は原本に匹敵する品質で印刷されています。
[目次] プロローグ 第1章 ストーリー 第2章 場面をつくる 第3章 描写 第4章 語り 第5章 会話 第6章 プロット 第7章 人物造形 第8章 人称、主題 第9章 文体、表題、書き出し 第10章 市場調査、観察、読書と思索 エピローグ 付録 「体験的小説論」 参考文献 [著者紹介] 村上政彦(むらかみ・まさひこ) 1958年生まれ、三重県出身、東京在住。作家。業界紙記者、学習塾経営などを経て、1987年、「純愛」で福武書店(現・ベネッセ)主催・海燕新人賞を受賞。「ドライブしない?」で1990年下半期、「ナイスボール」で1991年上半期、「青空」で同年下半期、「量子のベルカント」で1992年上半期、「分界線」で1993年上半期と、5回の芥川賞候補となる。