三池純正
「真田幸村」没後400年。伝説の武将・幸村(真田信繁)の生涯を、歴史的事実を踏まえながらストーリー仕立てで描く。人生のほとんどを幽閉の地で過ごした幸村が、その名を上げたのは、晩年のわずか数カ月の活躍に由来する。それなのに、なぜ幸村は今も人々の心を打つのか──。
はじめに 第1章 関ヶ原 第2章 紀州九度山 第3章 家康と秀頼 第4章 秋霜 第5章 開戦前夜 第6章 大坂入城 第7章 決戦真田丸 第8章 講和 第9章 謀略 第10章 最後の決戦 終 章 幸村よ 永遠に! 主な参考文献 [著者略歴] 三池純正(みいけ・よしまさ) 1951年、福岡県生まれ。歴史研究家、作家。戦国期の歴史の現場を踏査し、現場の視点で歴史の定説を見直す作業を進めている。主な著書に『豊臣家 最後の姫』『敗者から見た関ヶ原合戦』(ともに洋泉社)、『戦国史 負けない法則』(第三文明社)などがある。