佐瀬一男
「信じ抜く勇気」が不良少年を変えた──家庭環境に反発し、非行を重ねて荒れた青春を過ごした著者は、母を困らせるために「俺でも大学教授になれるのか?」と問う。そのとき母は「あなたならできます」と即答した。心の中で何かが変わった著者は、理容師をしながら大学・大学院で法学を学び、ついに大学教授に。いま、弁護士として恩返しの人生を歩みゆく。働き学ぶ人たちのために「佐瀬流勉強法」も披露。
[もくじ] まえがき 第1章 荒れた少年時代 第2章 蘇生──家族の支え、師の支え 第3章 念願の創価大学教員に! 第4章 非行少年更生への取り組み 第5章 愛する学生たちよ! 第6章 弁護士としての「第三の人生」へ あとがき [著者略歴] 1943年、東京生まれ。弁護士。創価大学名誉教授。調布市立第一小学校、同市立調布中学校卒業。東京都理容学校を経て、1960年に理容師免許取得。1964年、都立千歳高等学校卒業。1969年、中央大学法学部卒業。1975年、駒沢大学大学院法学研究科博士課程満期修了。法務省人権擁護委員、調布市個人情報保護審査会会長を歴任。2014年に佐瀬一男法律事務所を開設。