琴風浩一・二宮清純
知れば知るほどおもしろい相撲の世界 スポーツジャーナリスト・二宮清純さんと元尾車親方の琴風浩一さんが、大相撲の魅力をたっぷり語り合う。いま、連日満員御礼の土俵上でどのような戦いが繰り広げられているのか、過去の名力士にまつわるエピソード、知っておきたい相撲の文化や歴史など、相撲初心者にもオススメの一冊! この書籍はまだ販売されていません。2026年7月8日発売予定です。販売サイトによっては、購入の予約ができます。
【目次】 まえがき 二宮清純 第1章 土俵の上で強くなるということ 安青錦の強さと課題 豊昇龍と千代の富士の相撲の違い 千代の富士との稽古と技術の進化 立ち合いの一歩が勝敗を分ける 「毒まんじゅう」の怖さ 大の里の武器は何か 勝負に臨む精神力をどう育むか いま注目の魅力的な力士たち 怪我から復活することの難しさ 親方がかける言葉の重み 第2章 一門と部屋――相撲社会の仕組みを知る マロングラッセに導かれて相撲へ!? 厳しい環境に一人泣いた日々 一門としての意識を醸成するもの 各一門が持つ伝統と特色 「しこ名」はどう決まるのか 部屋の統廃合の実情 「部屋」における指導方針とは 熱中症と現代の稽古環境 最重要の鍛錬「すり足」「四股」「鉄砲」 十五日間の本場所とどう向き合うか 第3章 相撲の伝統と革新 皆で支え合う相撲のシステム 着実に進化を重ねてきた相撲界 土俵上の環境を整える 巡業の意義 相撲のすそ野を広げるために 海外でも人気の相撲文化 相撲独自の文化を次世代へ 勝敗を見極める難しさ 相撲の品格とは何か 怪我をした力士への救済はあるべきか 力士の収入事情 相撲の世界が人に与えるものとは あとがき 琴風浩一 【著者略歴】 琴風浩一(ことかぜ・こういち) 一九五七年、三重県津市出身。本名・中山浩一。七一年、中学二年で上京して琴櫻の内弟子となり、やがて佐渡ヶ嶽部屋に所属。同年の七月場所で初土俵を踏む。七七年一月場所で新入幕、七八年一月場所で関脇に昇進。八一年九月場所で初優勝、場所後に大関昇進を果たす。八三年一月場所で二度目の優勝。八五年十一月場所三日目終了後に引退を発表。その後、年寄「尾車」を襲名し、尾車部屋を創設。豪風や嘉風などの関取を育てた。二〇一二年の日本相撲協会理事就任後は、巡業部長や事業部長を歴任し、相撲界の発展に尽力した。二四年五月に日本相撲協会を退職。通算成績は八十七場所で五六一勝三五二敗一〇二休。 二宮清純(にのみや・せいじゅん) 一九六〇年、愛媛県八幡浜市生まれ。明治大学大学院博士後期課程修了・博士(学術)。広島大学特別招聘教授。スポーツ紙や流通紙の記者を経て、フリーのスポーツジャーナリストとして独立。著書に『勝者の思考法』(PHP新書)、『スポーツ名勝負物語』『最強のプロ野球論』(講談社現代新書)、『ワールドカップを読む』(KKベストセラーズ)、『プロ野球「衝撃の昭和史」』(文春新書)、羽生善治との共著『歩を「と金」に変える人材活用術』(廣済堂新書)、『森保一の決める技法』(幻冬舎新書)、『対論・勝利学』(第三文明社)など多数。 ウェブマガジン 「SPORTS COMMUNICATIONS」 https://www.ninomiyasports.com/