池田大作/張鏡湖
「教育の世紀」「環境の世紀」「生命の世紀」へ! 教育への情熱と、台湾・日本の多彩な文化交流、さらに地球環境の未来を語る
[目次] 対談者紹介 第1章 父母の思い出と「麗しの島」 1 父を語る 2 母と故郷を語る 3 「麗しの島」台湾の自然と魅力 4 台湾の歴史と多彩な人間文化 第2章 精神の遺産と地球環境 1 アジアを結ぶ人間哲学の交流 2 孫文先生の不屈の楽観主義 3 輝く地球の未来へ 4 世界市民と環境教育 第3章 教育の大道 1 大学創立の精神と歴史 2 21世紀を教育の世紀に 3 未来を開く教育の力 4 人間生命の光彩輝く世紀を 注 索引 [対談者紹介] 池田大作(いけだ・だいさく) 1928年~2023年。東京都生まれ。創価学会第三代会長、名誉会長、創価学会インタナショナル(SGI)会長を歴任。創価大学、アメリカ創価大学、創価学園、民主音楽協会、東洋哲学研究所等を設立。国連平和賞、桂冠詩人の称号など、受賞多数。モスクワ大学、グラスゴー大学、北京大学、デリー大学、デンバー大学等から、270を超える名誉博士、名誉教授等の称号を受ける。著書に『人間革命』(全12巻)、『新・人間革命』(現20巻)、トインビー博士との対談『21世紀への対話』、ゴルバチョフ元ソ連大統領との対談『20世紀の精神の教訓』など、世界の知性との対談集多数。 張鏡湖(ちょう・きょうこ) 1927年3月18日生まれ。中国文化大学理事長。国立浙江大学歴史地理学部卒業。米国クラーク大学で地理学博士号取得後、ハーバード大学研究員、ハワイ大学教授、世界銀行ブラジル農業開発顧問等を歴任。米国地理学会で発表論文数第2位に輝くなど、アメリカの学術界で活躍する。1985年に帰国後、中国文化大学理事長に就任。ロシア・サンクトペテルブルク大学、韓国・慶熙大学等より名誉博士号を受章。著書に『世界の資源と環境』、論文に「世界の農業の起源」「地球温暖化の影響」「中国大陸の水資源の生態と経済発展に及ぼす影響」ほか多数。