牧口常三郎はカントを超えたか

宮田幸一

牧口常三郎はカントを超えたか

宮田幸一

牧口常三郎の「価値論」はカント哲学との対決を通して形成された。現代の哲学者の議論を背景に牧口の思想を分析し、評価する。

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書籍

在庫あり

定価:1,980円(税込)

体裁:四六判ハードカバー

ページ数:232ページ

発刊日:1997年9月18日

ISBN:978-4-476-06123-9

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 まえがき

第1部 真理と価値
    牧口真理論の研究
    「創価教育学体系」における善の概念
    価値命題の真理性

第2部 牧口常三郎の宗教論
    牧口常三郎の宗教研究法
    宗教の価値科学的研究の可能性とその意義

第3部 宗教理解の諸問題
    内村鑑三の日蓮論について
    パスカルのキリスト教弁証論の構造と諸問題
    ヴィトゲンシュタイン「確実性について」の宗教観をめぐって

初出一覧
    あとがき