第三文明社

全ての書籍

生と死をめぐる生命倫理 1

脳死・臓器移植問題

創価学会生命倫理研究会 東洋哲学研究所/編

「創価学会生命倫理研究会」は、1986年に、「脳死問題」をテーマに発足し、以来12年間、日蓮大聖人の仏法を基軸に、論議を重ねてきた。医学に関与するメンバーの思索のプロセスを世に問うシリーズの一書。

生と死をめぐる生命倫理 1
書籍
定価:
1,430円(税込)
ISBN:
978-4-476-06140-6
体裁:
四六判ソフトカバー
ページ数:
207ページ
発刊日:
1998年11月25日
在庫状況:
在庫あり

  まえがき

「脳死・臓器移植問題について考える」
脳死とは何か
  脳死はどのように判定するか
  仏教では臨終をどうみるか
臓器移植と日本人の身体観
  自由意志について
  社会的合意の形成にむけて
  永遠の生命

座談会「脳死・臓器移植をめぐる問題」
この10年の経過
   「脳死・移植問題」の底流
   「自己決定」の重要性
成立した「臓器移植法」について
   議論しない国民性の深源
   大乗仏教の精神
   看護者の役割
   「臓器移植法」施行後の問題
   レシピエントの問題
   今後の展望

「臓器移植法」成立までの経過およびその内容について
成立までの経過
   「中山案」と「金田案」
   成立した「臓器移植法」
   出はじめた法改正への提言

参考論文『大脳生理学より「脳死」を考える』
「脳死」の問題点
   「脳死の定義」関する問題点
   「脳死の判定基準」に関する問題点
   「脳死」と「臓器移植」

参考文献