21世紀の日本と宗教
21世紀の日本はどうなるのか。先行きの見えない現代社会にあって、山積する課題に私たちはどう取り組んでいくべきなのか、各界の識者たちは渾身の力で訴える。河合秀和、村上直之、野田正彰、竹内重年、姜尚中他。
- 定価:
- 1,540円(税込)
- ISBN:
- 978-4-476-06165-9
- 体裁:
- 四六判ソフトカバー
- ページ数:
- 266ページ
- 発刊日:
- 2000年6月23日
- 在庫状況:
- 在庫あり
【目次】
Ⅰ
転換期の日本政治を考える(学習院大学教授 河合秀和)
憲法と宗教─宗教者の政治参加について(明治大学教授 竹内重年)
地球化時代の宗教と政治(明治学院大学教授 中野 実)
核軍縮の現状と日本の役割(ピースデポ代表 梅林宏道)
Ⅱ
現世教としてのマスメディア(神戸女学院大学教授 村上直之)
グローバル化と宗教間対話(南山大学名誉教授 ヤン・スィンゲドー)
新たな公共圏の創出と宗教(東京大学教授 姜 尚中)
カルトと普遍宗教──〈発生状態の宗教〉の過去・現在・未来(南山大学教授 渡辺 学)
Ⅲ
日本の政治思想と仏教(評論家 中島 誠)
罪と悲しみ──豊かな感情の文化をつくるために(京都女子大学教授 野田正彰)
戦争と女性(ルポライター 西野留美子)