古川 敦
牧口「価値論」には、日蓮大聖人の仏法を根本とする人類最高の知恵があらわされている。この「価値論」の全体像と現代的意義をわかりやすく整理・要約した書。
【目次】 第一章 教育革命から宗教革命へ 第一節「教育のための社会」を目指して 子どもたちが幸福をつかむことができるように/生活と学問の一体化/人間主義の旗 第二節人生の究極目標としての価値 価値を創造するための教育/美・利・善/自他ともの幸福 第三節「民衆賢人運動」に先駆ける 日蓮大聖人の仏法との出あい/日本の精神風土の大改造/人道的競争の時代を開く/世界市民の育成 補説1 牧口「価値論」の全体像/人生地理学と価値論/思想家は革命家へと飛翔した/正視眼の生き方 第二章「精神の闘争」へ挑戦 第一節「大善生活」への道 社会の平和と繁栄を願って/国家より人間を優先せよ/小善・中善・大善/美・利・善の調和 第二節 民衆救済の根本原理 絶対的な善と相対的な善/日蓮大聖人の仏法にもとづいた価値判定の標準/○悪人の正体は/○勇気をもって悪を責めよ/○大悪に反対すれば大善になる/○極悪と闘うことが正義である/○生活を無視する為政者には社会的な存在価値がない/○半狂人格者たちには心せよ/難を呼び起こす闘いを 第三節「一生成仏」の方程式 師弟不二が宗教の魂/理の一念三千と事の一念三千/「信行学」が一切の根本/魔との闘いに勝利せよ 補説2 「真理の認識」と価値の創造」/内潜創造と外顕創造/絶対的な真理と相対的な真理/不変真如の理と随縁真如の智 第三章「創価革命」に生きる 第一節正義の人材を育成する 出藍的教育法/人格価値/人材の三要素 第二節「善の連帯」を拡大する 新時代の主役は民衆である/正義のための戦いを起こせ/善なる力を結集せよ 補説3 「創価の世紀」を開く/「価値論」のコペルニクス的転換/「仏教の極意」と「創価教育学」との関係性/「創価人間学」を樹立する