みどりとかのこ 今日も元気で!
作家・脇谷みどりさんが、脳性まひの娘・かのこさんとの40年以上にわたるドラマを綴りました。「かのこさんの介護」を柱に、「両親の介護」「障がいをもつ妹を巡る兄の葛藤」、そしてかのこさん自身が日々成長していくキセキの数々――。信仰を基盤にして、「負けたらあかん!」と多くの苦難を一つずつ勝ち越えてきた著者が、家族や友人知人、さまざまな人々と織りなすヒューマンエッセーです。 著者は呼びかけます。「『ほんまもんの人生』を生きられるんやで 必ず幸せになれるんや!」――読む人に生き抜く勇気と希望を届ける一書です。
- 参考価格:
- 770円(税込)
- 発売日:
- 2024年4月18日
この電子書籍には、紙の本がございます。→鳳書院HP
【目次】
プロローグ
Ⅰ ギフテッド
Ⅱ きょうだい児の葛藤
Ⅲ キセキの葉書
Ⅳ かのこの不思議
エピローグ
【著者略歴】
脇谷みどり (わきたに・みどり)
1953年、大分県生まれ。作家。90年に絵本『とべ!パクチビクロ』(らくだ出版)を刊行。郷里の母がうつ病を発症した際、脳性まひの娘を介護しながら、日常の「くすっ」と笑える葉書を毎日送り続けた。その間、母の病気が完治するなど、5000枚の葉書を巡るドラマを2011年、『希望のスイッチは、くすっ』(鳳書院)として上梓。2017年には、続編となる『晴れときどき認知症 父と母と私の介護3000日』(鳳書院)を発刊。個人通信「風のような手紙」の発行、西宮「さくらFM」で自身のラジオ番組を担当するほか、毎日新聞・大阪版にイラスト・エッセー「KANOKO MEMO」を連載するなど、多くの人々に希望を送り続けている。