横山紘一
レグルス文庫
紀元後3、4世紀頃、インドに興った唯識思想を、仏教の基本的な学問として、また現代に生きる哲学・宗教として、仏教史のなかに位置づけながら、実践的な視点から平易明解に概説する。
目次 はじめに 序 論 第一章 唯識思想の展開 一、唯識説の興起 二、インドにおける展開 三、中国における展開 四、日本における展開 五、主な経典・論書 第二章 唯識思想とは 一、現象と本質 二、自己の根源体(阿頼耶識) 三、外的存在の否定 四、認識のあり方 五、究極的真理 参考書一覧・索引