生命文明の世紀へ
「人生地理学」と「環境考古学」の出会い
レグルス文庫
「自然と人間」の文明史的洞察を踏まえ、「2050年地球環境危機」克服の道を示す。
- 定価:
- 880円(税込)
- ISBN:
- 978-4-476-01261-3
- 体裁:
- 新書判ソフトカバー
- ページ数:
- 208ページ
- 発刊日:
- 2008年2月2日
- 在庫状況:
- 在庫あり
[もくじ]
プロローグ いまこそ「生命文明」の構築を
・地球の意思
・アインシュタインが
日本に寄せた期待
・科学と聖書の“蜜月”の終わり
・地球という、不思議な
「生命維持装置」
・「物質文明」から「生命文明」へ
・日本が担う大きな使命
第1章 森が育む「生命文明」と『人生地理学』
・「生命文明」の基盤たり得る仏教
・「森の宗教」と「砂漠の宗教」
・『人生地理学』との出合い
・百年後の日本を見据えていた
牧口常三郎
・『人生地理学』の先駆性
・郷土(ローカル)の重視と地域再生
第2章 縄文と長江文明を結ぶ「生命の法」
・縄文人が世界最古の土器を
作れた理由
・縄文時代こそ「生命文明」
のルーツ
・「玉龍」は生命の輝きを象徴
・「生命の法」の伝統を
受け継いだ稲作魚撈民
第3章 命を慈しむ「環太平洋生命文明圏」
・「生命に価値を置く世界観」の輪
・アングロサクソンによる
“森へのジェノサイド”
・「美と慈悲の文明」の復権
第4章 何を食べるかが「生命文明」の別れ道
・「命への畏敬」を培う食事、
培わない食事
・「いただきます」の礼節が
失われた理由
・「自然収奪型文明」から
「自然循環型文明」へ
第5章 間近に迫る現代文明の危機
・生命の法を抹殺した悲劇
・人間の欲望が生み出したもの
・ガイアのDNAが語る
現代文明の危機
・海洋資源と水の危機
第6章 「生命の法」と「慈悲の心」が
地球と人類を救う
・中国の環境問題への取り組みが
人類の未来を握る
・生命の法と慈悲文明の復権
・自然に学ぶ「バイオミミクリー」
・地球をおおう「生命文明連合」
の構築を