創価大学通信教育部学会編
ここ数年、世界各地の大学や研究機関で、21世紀の展望を開く哲学として、創価大学創立者池田大作先生の思想や哲学を本格的に研究しようとの気運が高まっている。 (はしがきより)
第1章◆生命論の新しい展開と倫理 石神豊 ―池田先生の「生命尊厳」思想― 第2章◆普遍概念形成のメカニズムと空の論理 山崎達也 ―創立者講演「スコラ哲学と現代文明」から創出される論理空間― 第3章◆情報哲学の基礎理論 劉 継生 ―池田先生の情報化4原則― 第4章◆創価の「人間復興」運動 尾熊治郎 ―その原風景と生の根本構造― 第5章◆池田先生の平和思想の形成と構造 高村忠成 第6章◆池田大作先生の「9・11」認識と「人間主義」平和構想 宮川真一 第7章◆少年非行の背景にある家庭教育 佐瀬一男 第8章◆在日韓国人の地方参政権問題についての一考察 尹 龍澤 ―池田大作先生の人権思想を知る一つの手がかりとして― 第9章◆人間主義経済学序説 坂本幹雄 第10章◆地球環境問題と依正不二の原理 岸野文雄 ―人間と自然の調和・共存を求めて― 第11章◆持続可能性と地球環境 木村富美子 ―創立者の対談・提言における 環境問題を中心として― 第12章◆地球環境問題と池田思想 西浦昭雄 第13章◆情報化社会の人間教育論 黄 國光