河野義行
松本サリン事件から14年─。 妻への思い、家族の絆、友への感謝、命の重み・・・ 試練を通して見えてきた人生の風景。 いま、著者が綴る自伝的エッセイ。
[目次] プロローグ・・・ユリの花束 Ⅰ オウムとサリン Ⅱ 犯罪被害者として Ⅲ 家族の絆 Ⅳ わが家の子育て Ⅴ 友情に包まれて Ⅵ 長野県公安委員会 Ⅶ 冤罪防止への第一歩 Ⅷ マスコミ報道への苦言 Ⅸ スイカ畑と空気銃 Ⅹ 渓流釣りの愉しみ エピローグ・・・幸せに生きるために 「無差別テロ」と「冤罪」─松本サリン事件が問いかけたもの [資料編]松本サリン事件を振り返る─錯綜の痕跡 あとがき