マハーバーラタ(中)
第三文明選書
世界最大の叙事詩が、平易に語り直され、古代インドより甦る。約束の13年が過ぎてパーンドゥ家の兄弟が帰国してみると、父の遺産の領土は奪われていた。パーンドゥ家とクル家は、ついにクルクシェートラの会戦に突入。(レグルス文庫版をハードカバーの第三文明選書として復刊)
- 参考価格:
- 1,650円(税込)
- 発売日:
- 2019年5月31日
- 定価:
- 2,200円(税込)
- ISBN:
- 978-4-476-18010-7
- 体裁:
- 新書判ハードカバー
- ページ数:
- 344ページ
- 発刊日:
- 2017年7月20日
- 在庫状況:
- 在庫あり
【目次】
第32章 実りなき苦行、ヤヴァクリータの物語
第33章 ヤヴァクリータの最後
第34章 知識だけでは不充分
第35章 アシュターヴァクラ
第36章 ビーマとハヌマーン
第37章 私は鶴ではない
第38章 留めどなき悪
第39章 面目を失ったドゥルヨーダナ
第40章 聖クリシュナの空腹
第41章 魔法の池
第42章 召使の仕事と心得
第43章 護られた貞操
第44章 マッツャ国の防御
第45章 ウッタラ王子
第46章 誓約期間の終了
第47章 ヴィラータの妄想
第48章 協議
第49章 アルジュナの御者
第50章 甥の敵方になったシャリヤ
第51章 ヴリトラ
第52章 ナフシャ
第53章 サンジャヤの使い
第54章 針の先ほどの土地も
第55章 クリシュナの使命
第56章 愛着と義務
第57章 パーンドゥ軍の大元帥
第58章 クル軍の大元帥
第59章 バララーマ
第60章 ルクミニー
第61章 非協力の立場
第62章 クリシュナの教え
第63章 祝福を求めるユディシュティラ
第64章 第一日目の戦い
第65章 第二日目
第66章 第三日目の戦闘
第67章 第四日目
第68章 第五日目
第69章 第六日目
【著者プロフィール】
チャクラヴァルティ・ラージャーゴーパーラーチャリ(Chakravarti Rajagopalachari)
1878~1972。英領インド時代のマドラス州(現タミルナドゥ州)生まれ。政治家、独立運動家、弁護士、作家。インド独立後、最後のインド連邦総督を務めた。
奈良 毅(なら・つよし)
1932~2014。秋田県秋田市生まれ。東京外国語大学名誉教授。東京大学大学院言語学科修士課程修了。カルカッタ大学比較言語学科博士課程修了、同大学Ph.D。東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所教授、清泉女子大学教授等を歴任。著書に『ベンガル語会話練習帳』他。訳書に『不滅の言葉』(共訳)他。『タゴール著作集』の訳者の1人を務める。
田中嫺玉(たなか・かんぎょく、かんは正しくは女へん+間)
1925~2011。北海道旭川市生まれ。日本女子大学家政科中退。『不滅の言葉』(共訳)、『神の詩─バガヴァッド・ギーター』等の翻訳者。著者に『インドの光 聖ラーマクリシュナの生涯』がある。