外国文学の愉しみ
レグルス文庫
名作には想像力を駆り立て、生命に不思議な共鳴を引き起こす力がある。シェイクスピア、ゲーテ、トーマス・マン、スタンダール、バルザックなど、人と作品世界の魅力を心を込めて語る、名エッセイ集。
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- 定価:
- 1,606円(税込)
- ISBN:
- 978-4476140545
- 体裁:
- 新書判ペーパーバック
- ページ数:
- 221ページ
- 発売日:
- 2019年7月1日
目次
まえがき
第1章
世界文学のたのしみ
シェイクスピアの真実
永遠なるシェイクスピア
詩的創造について
舞台と映像と
イモージェンの肖像
ふたつの悪夢
ディケンズの道
ディケンズの意味
ラムに魅せられて
エミリの周囲
キーツの家で
第2章
ゲーテにおけるよろこびと日々
ファウスト的風土
リルケとの邂逅
ドゥイノの悲歌
精神の領域
パリで読んだトーマス・マン
青春のなかのトーマス・マン
ヘッセの時
第3章
『パルムの僧院』と現実理解
大岡昇平とスタンダール
バルザックの幻想力
バルザックの開くもの
汝が永遠の岸辺
プルーストのよみがえり
想像力のかなた
文学のなかの現実
フランス文学のなかのロシアの顔
「全体性の恢復」への試み
モリエールの笑い
トリスタンの後裔たち
新しい小説への道
初出一覧