外から見た創価学会
半世紀にわたり創価学会を研究しつづけた著者が、その歴史・思想、そして全世界に広がりゆく運動を解説し、現代に生きる宗教の実像に迫る。
- 定価:
- 1,320円(税込)
- ISBN:
- 978-4-476-06191-8
- 体裁:
- 四六判ソフトカバー
- ページ数:
- 216ページ
- 発刊日:
- 2003年12月8日
- 在庫状況:
- 在庫あり
【おもな内容】
●序 章●創価学会との出会い
婦人部の躍動
牧口常三郎の山村調査報告書
軍国主義政府の弾圧
阪神・淡路大震災と救援活動
学会の会合に出ると元気になる――他
●第一章●価値とはイノチなのだ
「真」は価値ではない――牧口常三郎とマックス・ウェーバー
利の価値が基礎
善とは何だ――個人と公共は二而不二――他
●第二章●「依正不二」と「人間の連帯」
「地人相関」――牧口『人生地理学』は世界初の社会生態学
人間は連帯して生きている――他
●第三章●創価学会と平和と対話と寛容の運動体
戸田城聖の「原水爆禁止宣言」
国家間の仲の悪い国とこそ――
池田大作の緊張緩和・友好促進行動
「日韓」ではなく「韓日」と
テロ・イラク戦争と創価学会――他
●第四章●創価学会と国家
国家神道との闘い――思想信教の自由の擁護
教育基本法改正への疑義申し立て
創価学会と政治――他
●第五章●創価教育の特色
教育の目的は学ぶものの幸福
徳育は知育の一部
利育こそ知育の基盤
創価式教育とその成果
●終 章●創価学会と宗門
役割論からみた出家と在家
邪宗門
あとがき 理性的な宗教