松本健一
ペリー来航・日米和親条約締結から150年。阿部正弘・佐久間象山・勝海舟らは、いかに国を開こうとしたか。第三の開国期に突入した現代日本の課題を歴史に照らして明示。
目次 序にかえて 「開国」の恩人はペリーではない 第一章 ペリー来航と日本「外交」の始まり ペリー来航百五十年と日米関係 老中首座・阿部正弘「決断・開国」までの二百五十日 第二章 日本「開国」の思想 佐久間象山・小林虎三郎・勝海舟 日本開国と下田 「非常の人」勝海舟 佐久間象山と小林虎三郎・吉田松陰 第三章 “世界史のゲーム”と第三の開国 「文明」の戦争は続いている 第三の開国と国民憲法 あとがき