希望の源泉・池田思想
――『法華経の智慧』を読む 7
〝創価学会は、堂々たる世界宗教だ〟 ――佐藤優が人間主義の思想書『法華経の智慧』(池田大作著)をベースに、世界宗教の条件を考察するシリーズの第7巻。〝法華経研鑽の難所〟「如来神力品」をテーマに、縦横に語る。月刊『第三文明』好評連載の2022年8月号分から2023年7月号分までを書籍化。 また、2024年2・3月号に掲載した「池田先生の逝去に思う」を特別収録する。
- 定価:
- 1,320円(税込)
- ISBN:
- 978-4-476-03426-4
- 体裁:
- 四六判ソフトカバー
- ページ数:
- 240ページ
- 発刊日:
- 2024年7月24日
- 在庫状況:
- 在庫あり
- 参考価格:
- 990円(税込)
- 発売日:
- 2024年7月24日
【目次】
1 「日蓮本仏論」に見る民衆救済の視点
2 世界宗教としての節度を守った創価学会
3 時間軸を超越した仏法の因果論
4 仏法者は世界に対して責任を負う
5 「日蓮本仏論」と世界宗教性
6 宗教革命こそ、最も根源的な革命
7 「無常」から希望を見いだす思想
8 法華経の真の主人公とは誰か
9 民衆仏法の真髄を語る
10 現場で戦ってこそ「生きた教学」に
11 「生き残る智慧」に深化した救済論
12 危機の時代こそ変革のチャンス
[特別収録] 池田先生の逝去に思う
【著者略歴】
1960年、東京都生まれ。同志社大学大学院神学研究科修了後、専門職員として外務省に入省。在ロシア日本大使館に勤務し、主任分析官として活躍。2002年、背任と偽計業務妨害容疑で逮捕、起訴され、09年6月執行猶予付有罪確定。13年6月執行猶予満了し、刑の言い渡しが効力を失った。著書に、大宅壮一ノンフィクション賞を受賞した『自壊する帝国』(新潮文庫)、毎日出版文化賞特別賞を受賞した『国家の罠』(新潮文庫)、『宗教改革の物語』(角川ソフィア文庫)、『池田大作研究』(朝日新聞出版)、『創価学会を語る』(松岡幹夫との共著/第三文明社)、『佐藤優の「公明党」論』(第三文明社)など多数。第10回安吾賞、第68回菊池寛賞、第8回梅棹忠夫・山と探検文学賞受賞。