希望の源泉・池田思想
── 『法華経の智慧』を読む②
人間主義の思想書『法華経の智慧』(池田大作著)をベースに、世界宗教の条件を考察するシリーズの続刊。第2巻は、法華経の「薬草喩品」から「見宝塔品」までの考察を収録。月刊『第三文明』好評連載の2017年8月号分から、2018年7月号分までを書籍化。
- 参考価格:
- 990円(税込)
- 発売日:
- 2019年12月6日
- 定価:
- 1,320円(税込)
- ISBN:
- 978-4-476-03388-5
- 体裁:
- 四六判ソフトカバー
- ページ数:
- 240ページ
- 発刊日:
- 2019年12月6日
- 在庫状況:
- 在庫あり
【目次】
まえがき
第1章 慈悲と智慧は行動のなかにこそ表れる
第2章 変わり続けることが「生きた宗教」の証し
第3章 『法華経の智慧』から考える座談会の意義
第4章 創価学会における「師弟の絆」
第5章 「難」との向き合い方に表れる池田思想
第6章 「民衆という視座」から世界を見る
第7章 法華経の現代的展開としての「人間主義」
第8章 「人生という劇」に勝利するために
第9章 「生命こそが宝塔」という思想
第10章 創価学会という「感化の輪」の広がり
第11章 「よく生きる」ことを促す死生観
第12章 人間軽視の時代への「防波堤」
【著者プロフィール】
佐藤優(さとう・まさる) 1960年、東京都生まれ。作家。同志社大学大学院神学研究科修了後、専門職員として外務省に入省。在ロシア日本大使館に勤務し、主任分析官として活躍。著書に『自壊する帝国』(新潮文庫)、『国家の罠』(新潮文庫)、『国家の攻防/興亡』(角川新書)、『国家のエゴ』(朝日新書)、『創価学会と平和主義』(朝日新書)、『佐藤優の「公明党」論』(第三文明社)、『北東アジア市民圏構想』(金惠京との共著/第三文明社)、『ゼロからわかるキリスト教』(新潮社)、『世界観』(小学館新書)など。第10回安吾賞受賞。『十五の夏』(上下巻/幻冬舎)で第8回梅棹忠夫・山と探検文学賞受賞。