こころの傷が治った
カウンセリングの現場から
不登校、家庭内暴力、選択性緘黙、注意欠陥・多動性障害、自閉的傾向、ひきこもりなど、傷ついた子どものこころの叫びを全身で受け止め、ともに勝ち越えたカウンセラーの記録。
- 定価:
- 1,320円(税込)
- ISBN:
- 978-4-476-03258-1
- 体裁:
- 四六判ソフトカバー
- ページ数:
- 192ページ
- 発刊日:
- 2003年12月8日
- 在庫状況:
- 在庫あり
【目次】
子どものこころはどうしたら癒されるのか
――カウンセリングの現場からの報告
この本を読んでくださる方のために
1 ぼくのこころは内戦状態だった
2 子どもの大変な状態に、命をかけて取り組んだ両親
3 お母さんが癒されたら、子どもも家族も変わった
4 誰もわたしを助けてくれなかった
5 娘に嫉妬して虐待したお母さん
6 ぼくは、自分だけの世界に閉じこもっていた
7 感情のない笑顔は、深く傷ついたため
8 傷つきをわかってもらうことによって癒される
9 息子のこころに受けた深い傷を理解できなかったお母さん
10 「子どもにわかってほしい」から「子どものこころがわかりたい」へ
11 母親のこころの傷が癒やされて、娘も癒され、家族も変わった
12 「つらくてつらくて仕方がない」その気持ちを誰にも話せなかった
13 周りから理解されないことで傷つき、苦しむ、こころを癒す
14 恐怖と怒りが渦巻く、母親のこころを癒す
15 学校では話せなくて不登校になった女の子
16 お母さんがこころを開けば、子どもの「こころの声」が聞こえる
17 傷ついたこころに寄り添って、こころの扉を開く
18 「なんでぼくを、こんな体に産んだんだ」