ラビンドラナート・タゴール
「インドルネッサンスのレオナルド・ダ・ビンチ」「インドのゲーテ」とも評される多彩な才能を発揮したタゴールの戯曲集。
[目次] 郵便局 山室 静訳 苦行者 森本達雄訳 暗室の王 蛯原徳夫訳 カードの国 大西正幸訳 犠牲 山室 静訳 自由の流れ 芝山幹郎訳 赤い夾竹桃 芝山幹郎訳 チョンダリカ 我妻和男訳 踊り子の礼拝 森本達雄訳 チットランゴダ 奈良 毅/大西正幸訳 解題 森本達雄 解説 木下順二 編集委員 山室 静 野間 宏 森本達雄 我妻和男 [タゴール] 1861~1941。インドの詩人・思想家・教育者。イギリス留学から帰国後、多数の詩、小説、戯曲を発表し、絵画も手がけた。1901年、ベンガル地域のシャンティニケタン(平和の郷)に寄宿学校を設立 (タゴール国際大学に発展)。東西文化の融合にも尽力し、世界各地で講演も行った。1913年、抒情詩集『ギタンジャリ』でノーベル文学賞を受賞(東洋人初となるノーベル賞受賞)。「インド国歌」及び「バングラデシュ国歌」の作詞・作曲者でもある。