タゴール著作集 第八巻
人生論・社会論集
東洋人で初となるノーベル賞(1913年、ノーベル文学賞)を受賞したタゴールが著した人生論や、社会的・政治的な論文を収録。
- 定価:
- 7,150円(税込)
- ISBN:
- 978-4-476-04038-8
- 体裁:
- A5判ハードカバー貼函入/美装継表紙
- ページ数:
- 576ページ
- 発刊日:
- 1981年7月30日
- 在庫状況:
- 品切
[目次]
第一部 人生論
サータナ 美田 稔訳
個人と宇宙の関係
魂の意識
悪の問題
自我の問題
愛における実現
行動による実現
美の実現
無限なものの実現
第二部 社会論I―インドを考える
インド史のヴィジョン 山崎元一訳
東洋と西洋 蛯原徳夫訳
議長あいさつ 蛯原徳夫訳
真理の呼び声 蛯原徳夫訳
協調 森本達雄
自治への闘い 森本達雄
移りゆく時代 森本達雄
主の御意志 森本達雄
第三部 社会編Ⅱ―人類の未来に向かって
ナショナリズム 蝋山芳郎訳
西洋におけるナショナリズム
日本におけるナショナリズム
インドにおけるナショナリズム
出発の前夜に 蛯原徳夫訳
ヒューマニティーの声 森本達雄訳
文明と進歩 森本達雄訳
文明の危機 森本達雄訳
日本の精神 高良とみ訳
東洋文化と日本の使命 高良とみ訳
日本人の特性 高良とみ訳
解題 蛯原徳夫
解説 市井三郎
編集委員 山室 静
野間 宏
森本達雄
我妻和男
[タゴール]
1861~1941。インドの詩人・思想家・教育者。イギリス留学から帰国後、多数の詩、小説、戯曲を発表し、絵画も手がけた。1901年、ベンガル地域のシャンティニケタン(平和の郷)に寄宿学校を設立 (タゴール国際大学に発展)。東西文化の融合にも尽力し、世界各地で講演も行った。1913年、抒情詩集『ギタンジャリ』でノーベル文学賞を受賞(東洋人初となるノーベル賞受賞)。「インド国歌」及び「バングラデシュ国歌」の作詞・作曲者でもある。