タゴール著作集 第九巻
文学・芸術・教育論集
東洋人で初となるノーベル賞(1913年、ノーベル文学賞)を受賞したタゴールの文学論、芸術論、教育論集を収録。
- 定価:
- 7,150円(税込)
- ISBN:
- 978-4-476-04039-5
- 体裁:
- A5判ハードカバー貼函入/美装継表紙
- ページ数:
- 568ページ
- 発刊日:
- 1981年11月30日
- 在庫状況:
- 在庫あり
[目次]
第一部 創造に向かって
創造的統一性 山口三夫訳
序
詩人の宗教
森の宗教
あるインドの民間宗教
現代
女性と家庭
人格論 山口三夫訳
人格の世界
第二の誕生
瞑想
女性について
第二部 文学・芸術論
文学の原理 山室静訳
文学論 奈良 毅訳
文学の意義
文学の材料
美意識
現代詩 藤原定/三浦徳弘訳
詩入の学校 三浦徳弘訳
芸術家の宗教 森本達雄訳
芸術についての対談 森本達雄訳
芸術と伝統 三浦徳弘訳
有用の行為と創造の行為と 清水 茂訳
美のセンス 清水 茂訳
画家 高田博厚訳
わたしの絵 高田博厚・村上光彦訳
第三部 教育・文化論
インド文化の中心 亀井よし子/松山俊太郎訳
教育の理想 我妻和男訳
タゴール国際大学の教育的使命 我妻和男訳
教育の問題 馬場俊彦訳
教育の混乱 馬場俊彦訳
人類の一体性と教育 馬場俊彦訳
宗教的生命の覚醒 馬場俊彦訳
中国の学生におくる 森本達雄訳
先生方へ 三浦愛明
教育における身振りの芸術 三浦愛明
解題 奈良 毅
解説 福田陸太郎
編集委員 山室 静
野間 宏
森本達雄
我妻和男
[タゴール]
1861~1941。インドの詩人・思想家・教育者。イギリス留学から帰国後、多数の詩、小説、戯曲を発表し、絵画も手がけた。1901年、ベンガル地域のシャンティニケタン(平和の郷)に寄宿学校を設立 (タゴール国際大学に発展)。東西文化の融合にも尽力し、世界各地で講演も行った。1913年、抒情詩集『ギタンジャリ』でノーベル文学賞を受賞(東洋人初となるノーベル賞受賞)。「インド国歌」及び「バングラデシュ国歌」の作詞・作曲者でもある。