ラビンドラナート・タゴール
第一巻に続いて、タゴールが60歳を過ぎて、1941年8月7日にその生涯を閉じるまでの老年期の詩集を収録。
[目次] 黄金の舟 山室 静訳 リピカ 森本達雄訳 夕べのメロディー 森本達雄訳 螢 大岡 信訳 モフア 森本達雄訳 終焉 高良留美子訳 ふたたび筆を 我妻和男訳 さまざまなもの 森本達雄訳 御子 森本達雄訳 最後の調べ 我妻和男訳 木の葉の皿 森本達雄訳 シャマリ 大岡 信訳 境 我妻和男訳 夕灯 奈良 毅訳 天燈火 奈良 毅訳 新生児 奈良 毅訳 笛 蛯原徳夫訳 病床にて 森本達雄訳 恢復期 森本達雄訳 最後の歌 森本達雄訳 解題 森本達雄 解説 山室 静 編集委員 山室 静 野間 宏 森本達雄 我妻和男 [タゴール] 1861~1941。インドの詩人・思想家・教育者。イギリス留学から帰国後、多数の詩、小説、戯曲を発表し、絵画も手がけた。1901年、ベンガル地域のシャンティニケタン(平和の郷)に寄宿学校を設立 (タゴール国際大学に発展)。東西文化の融合にも尽力し、世界各地で講演も行った。1913年、抒情詩集『ギタンジャリ』でノーベル文学賞を受賞(東洋人初となるノーベル賞受賞)。「インド国歌」及び「バングラデシュ国歌」の作詞・作曲者でもある。